Carbon Bikes - カーボンバイク

2019 年6 月21日、DE ROSA はrebranding を掲げ、66 年間続いたブランドを次の時代に継承する「宣言」を行いました。この時、自らの将来をプロダクトで示したものが、カーボンフレームのニューモデル3 台で、いずれのモデルもDE ROSA にとって重要なものでした。7 年ぶりに復活したMERAK。DE ROSA カーボンフレームのベストセラーとなったSK Pininfarina。そして、近年カーボンモデルの中核を担ってきたIDOL。DE ROSA の企業規模で三つのニューモデル同時発表は異例のことです。それだけに、彼らの宣言には熱がこもっていました。

MERAK。その名に込められたDE ROSA の想いは特別です。時は西暦2000 年。スチール素材を駆使して、プロフェッショナルライダーに数多の勝利を捧げ続けたDEROSA が、ミレニアムの年、アルミニウムのチューブで組み上げた美しいフレームによって新しい時代の勝利を演出しました。それはロマンス・ヴァインシュタインスによって達成された世界選手権の優勝。勝利に貢献したフレームが初代MERAK でした。当時のMERAK は、フレーム素材がアルミからカーボンへと変遷する時代に軽量モデルとして作り出されましたが、この完璧なフレームは時代の流れのなかでモデルチェンジを繰り返し、大切に引き継がれてきました。そして2020モデルとして登場した最新のMERAKは、時代に即した力強さ、美しさ、初代のコンセプトである軽量性を携え、魅力的に生まれ変わりました。

SK Pininfarina。2015 年、DE ROSA はトリノのカロッツェリア“Pininfarina”とともにSK Pininfarina を発表しました。昨今、自動車のメーカーと短期的なコラボレーションを行うブランドは珍しくありませんが、スポーツカーはもとより、多彩な工業製品デザインを行うPininfarina とパートナーシップを結ぶあたりが、デザインに手を抜かないDE ROSA らしさと言えました。この協働は成功を収め、SK Pininfarina はDEROSA にとって歴史的なヒット作となったのです。この4 年間で両者の関係は深まり、rebranding に際してもPininfarina は存在感を発揮。DE ROSA のロゴデザインを手がけ、新しいSK Pininfarina に次元を超えた美しさをもたらしました。

IDOL。初代IDOL はイタリア人の名クライマーであるステファノ・ガルッゼリとともに一時代を築き、また、第三世代まで、どの時代においても、カーボンのミッドレンジを担うモデルでありました。しかしIDOL にはロードバイクの未来を見極めるミッションも課せられていました。2013 年発表の第三世代。その開発は2 年の歳月をかけて、ディスクブレーキ仕様も同時に開発されていたのです。ロードディスクの黎明期ながら、第三世代IDOL の初期には少量が市場に投入され、市場動向を探るとともに、今日のムーブメントに対応するべく、DE ROSA は準備を進めていました。PROTOS、MERAK、SKPininfarina のディスク化は、IDOL のデータが参考となったことは言うに及ばず、メタルフレームのディスク化においても、IDOL で得たデータはDE ROSA の知識と経験として蓄積されました。

2020 のDE ROSA カーボンは、三つのニューモデルのほかに、ハイエンドのPROTOS、BLACK LABEL のKING、Pininfarina デザインのスポーツユーティリティーバイクMETAMORPHOSIS、合計6 モデルの展開となります。

LINE UP